これまでの講話会や演奏会の一部をご紹介いたします。
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情熱を伝えて下さる素晴らしい講師をお招きし湘南エリアを拠点とし
地域に愛される様々な場所をおかりし、文化講座・交流会を開催します。
2020年
「津軽三味線演奏会」
《講師》
津軽三味線世界チャンピオン
笹川皇人先生
山田千里師に師事
こころに迫りくる沢山の民謡曲をご披露いただきました。
【津軽じょんがら節 吹雪(オリジナル曲)りんご節 他】 笹川先生曰く「津軽弁は津軽三味線のリズムそのもの」津軽弁の語りと津軽で生まれた力強い演奏技法で登場の一曲目から世界に誘われ、名人技が肝に響く圧巻の「ハレ」の演奏でした。
特別な美しいお衣装は青森に伝わる「こぎん刺し」。
「細胞が元気になった!」と晴れやかな感想がよせられ津軽一流の元気をお届けいただきました。
《開催地》
大磯鴫立庵
2021年
「能楽堂への道案内」
《講師》
能楽シテ方喜多流
佐々木多門先生
重要無形文化財総合認定保持者
西行にまつわるお話や能楽のいろはをわかりやすく教えていただきました。
謡のご披露、尊い面と、自然光に美しく輝く能装束を間近にみる貴重な体験となりました。 「能楽堂へ行ってみたい」という感想が沢山よせられました。
かつてこの地を訪れたと伝わる西行法師ゆかりの地大磯。鴫立沢と秋の景色の調和を堪能するお能のひとときでした。
コロナ渦で延期を乗り越えての開催でしたが先生をはじめ皆さんの応援とご協力により催す事ができました。
《開催地》
大磯鴫立庵
2022年
「鎌倉彫の歴史と世界」
仏具からうつわまで
《講師》
鎌倉彫 後藤久慶先生
ゲスト塗師 後藤信治先生
鎌倉時代の大仏師 運慶の流れを汲む後藤家の歴史や由来など、今に伝わる物語を後藤久慶先生よりおはなしいただきました。
彫りの力強さは明治初頭の廃仏毀釈を乗り越えた職人の命の跡。仏師の技の名残りであるという歴史をはじめて知る方も多くいました。
参加者から「家にある鎌倉彫がより愛しく感じます」との感想などがあり地域に根差す宝の素晴らしさを皆様で確認した時間でした。
久慶先生の彫りの実演と塗師である後藤信治先生による道具と漆のお話をおききし、日本が世界に誇る鎌倉彫と漆の美を堪能するひとときでした。
《開催地》
鎌倉雪ノ下 後藤久慶ギャラリー
https://www.facebook.com/gotokyukei/?locale=ja_JP
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後藤漆藝 後藤信治先生HP
https://gotourushi.theshop.jp/about
鎌倉市後援、神奈川県マグカル助成事業
2022年
「能楽と鎌倉彫」
《講師》
喜多流シテ方 佐々木多門先生 鎌倉彫 後藤 久慶先生
「能楽と鎌倉彫 無形と有形の文化」
無形文化と有形文化の根底にある共通点を探りながら能楽と鎌倉彫のおはなしを鎌倉の旧村上邸能舞台でおききしました。
それぞれの道の伝統を継承するお二人の特別な
❛はとこ❜共演ならではのおだやかでご縁あふれる講話をいただきました。
かつてこの場所で文化の保存にご尽力された村上梅子さんという方の想いが宿るお屋敷。多門先生による迫力の仕舞をご披露をいただき息をのむひとときでした。
客席にうまれる感動の「心」。
この心もまた、過去から未来へと、変わらずに私たちが守りたい無形文化の一部であるように感じました。
《開催地》
鎌倉市 旧村上邸能舞台
後援:鎌倉市、神奈川県マグカル助成事業
2022年
「音の旅」
《講師》
ブルース・ヒューバナー先生
琴古流尺八師範 米国カリフォルニア出身
師走の尺八トークライブ 「音の旅」
Beyond the distance 距離をこえて
世界を舞台に尺八の魅力をつたえ旅をする米国出身のブルース・ヒューバナー先生。
東京藝術大学音楽部邦楽科修士課程首席修了。
故人間国宝山口五郎師に師事し尺八の道を極めたブルース先生。「尺八は世界で一番美しい不思議は楽器」と仰っていました。自然の音色を存分におきかせいただき大きな拍手に包まれました。
築100年の蔵まえギャラリーはかつての米穀店の風格を残し建物保存がなされ現在は地域のアート発信地であるギャラリーです。
人に会いにいくこともままならなかったコロナ渦の終息を願いつつ、距離をこえる音色旅で一年を皆様と振り返りました。
尺八本曲のみならず民謡やクラシック音楽も交えエネルギー溢れる師走のトークライブでした。
《開催地》
蔵まえギャラリー
https://www.facebook.com/kuramaegallery/?locale=ja_JP
ブルース・ヒューバナー先生HP
https://www.shakuhachibruce.net/bio
神奈川県マグカル認証事業